雑記

体罰問題について考える1 ~何故体罰が起こるのか~

投稿日:2019年2月24日 更新日:

それでも、体罰は必要だ! (WAC BUNKO)

体罰の現状

私は指導者を始めてから、一切体罰は行っていません。

指導者を始めた頃には「体罰はダメ」という流れになっていましたし、先輩指導者から「俺たちの時はボコボコだったけれど、もうダメだよ」と常に釘を刺されていました。

大阪の桜宮高校バスケットボール部の事件は指導を始めてから暫くたってからですが、昔から「もう体罰はしたらだめ」という流れは確立されていました。

練習試合でミスした選手をボコボコに殴っている指導者の方も、昔であっても少数派。今は本当に見なくなりました。

ニュースなどで体罰のことが紹介されるのは本当にごく一部で、教育界、スポーツ界に体罰は根強く残っています。しかし、そういう体罰肯定世代の指導者や教員がこれからどんどん退職していき、私のように「体罰はいけない」という時代の流れでなった指導者や教員が増えてくるので、体罰自体は減ってくるのではないでしょうか。

そんな私も昔は殴らないまでも、いつも怒っていたように思います。自分の思うようにならないとイライラしてキレていました。当時の部員たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

怒る基準を明確化

私は「技術的なミス」は一切怒らないようにしました。タイムリーエラーなんてされたら発狂しそうになっていたのですが、「仕方ない」と割り切って、「上手くさせてやろう」と練習量が増えていったのですが…。

しかし「不注意(ボーンヘッド)」「やらなければいけないことをやらなかった時」「礼儀などについて」などは、妥協なく叱りました。もう周囲が引くくらい。

体罰はしていませんが、今ならパワハラと言われそうですが…

このメリハリが身についてからは、部員たちも私の地雷を察知しているので、集中して練習や試合に臨むことになり、私が怒る機会も減ってきました。

私が体罰をしなかった理由は

私自身がすごいプレーヤーでなかったこともあり、自分が絶対であるという万能感を手放すことができたのが大きいと思います。

体罰を行う指導者や、永遠と怒っている指導者は、自分が絶対に正しいという万能感を持っており、そこから外れるものを許すことができないのです。

現在は本当に自分に自信を持って指導できているつもりです。でも、絶対に自分が正しいという気持ちを持たないように、そして上手くいかなかった時に、「原因は自分にある」と思えるようになったことで、過去の教え子いわく

丸くなりすぎです(怒)

という状態になりました。

それでも、体罰は必要だ! (WAC BUNKO)


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