雑記

未だに行われているサイン盗みの新たな方法。サイン盗みを防ぐためには、やり方を知らないといけない。

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ネットサーフィンをしていたら以下のような記事を見つけました。

サイン盗みについてですが、センバツで色々とあったものの「やっているチームは未だにやっている」というのが現状だそうです。今回の記事は「疑惑」ではありますが、このような方法もあるという新たな発見がありました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-07230472-nksports-base

試合中にサイン伝達行為ではないかと指摘する場面があった。2回裏の塔南の攻撃で無死二塁の場面。龍谷大平安側が審判に「レフト側のボールボーイが、足を開いたり閉じたりと、怪しい動きをしている」と指摘した。

審判からはボールボーイに対して、「怪しい動きをしないように」という注意があった。大屋公人一塁審判(32)は「あの位置から(捕手の)サインを見るのは難しいのではないか」と話した。

記事より

確かに記事にあるように、外野のボールボーイから捕手のサインは絶対に見えませんが、ある方法を使用すれば球種を知ることはできます。

それは、ショートとセカンドが外野手に送るサインです。多くのチームでは、お尻のあたりに手を置いてグーかパーで外野手に球種を伝達しています。ボールボーイからはそれが見えますので、球種伝達をやろうと思えばやれますね。

実際にやっていたかどうかは記事では判断できませんが、普通に考えてボールボーイが怪しい動きをすることはありません。普通に座っているだけです。盗まれている側も、特定の球種の時に足の動きが変わることまで確認したうえでの指摘ではないでしょうか。

サイン盗みは、考えればバレない方法は何でもあるでしょう。私自身は興味がありませんので、サイン盗みの技術や方法の情報はありません。しかしながら「やらないから知りません」では、実際にやってくるチームに対する防御策が取れません。

とにかく、ランナーが二塁に行った時は球種のサインを変えること。また「1がストレート、2がカーブ」など、超単純なサインにしないこと。

これくらいはやらないとダメでしょう。自分たちが正々堂々戦っても相手がどう戦ってくるかはわからないのです。サイン盗みも含めて様々なことを知っておかないと、先ほども書きましたが防ぐことができません。

指導者は自分の経験だけでなく、野球をとことん学ぶことが求められますね。

サイン盗みをしてまで勝ちたいのか?

このような意見もありますが、試合に出ている部員にとっては「勝つためなら何でもする」という考え方が出てもおかしくありません。

我々は「正々堂々と戦うべきである」「サイン盗みで打てても嬉しくないだろう」というような感覚がありますが、それはあくまで「大人の考え」であって、「高校生の価値観」と一致するかはわかりません。

実際に私も公式戦中に審判の方から「2塁走者に怪しい動きがあったので注意しました」と言われたことがあります。当時のチームには事あるごとに「サイン盗みは絶対ダメ」と言っていましたが、実際にやっているかどうかをチェックしているわけではありませんので、指導者は気付けないですよね。

部員に聞いても「やってません」の一点張りです。さすがに私に「実はやっていました」なんて言えないですよね。真相は闇の中。何年もたった後に彼らが「時効」と思ったタイミングで本音を言ってくれるかもしれません。

やっているかどうかはわかりませんが、仮にやっていたとしたら、彼らは「サイン盗みが悪いことだとは十分に理解しているが、それでも勝ちたいと思っていた」ということになるでしょう。

こういう価値観を正しい方向に導くのが指導者としての役割だとは思いますが、人を変えるのは本当に難しい。高校野球は教育の一環であり、彼らの人間的成長を育むことが求められますが、これは本当に難しい。名将と言われる指導者のチームの選手が全員「立派な男」に育っているかというと…。

でも我々は諦めてはいけません。真剣に勝つことを目指しながら、それに合わせて人間教育を行い、「クリーンに勝つ」ということを達成したいですね。

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