投球

投手を育成するために必要な投手指導の基本とは何か。

投稿日:2019年2月18日 更新日:

ピッチング メカニズムブック[理論編]ピッチングの仕組み

投手の球数制限の導入と指導者の投手育成力

投手の球数制限が少年野球でも導入され、「投手育成」が野球指導者の必須スキルとなってきました。

ところで野球指導者の皆さん、投手ってどうやってつくるのでしょうか。

私は外野手出身なので、自らの経験を伝えることはできません。

そして、投手出身だからと言って、自分自身の投球フォームを完全に理解し、怪我やストレスに強い動きを理解し、それをしっかりと伝えることができる素晴らしい指導者の人…なかなかいませんよね。

たまに弱いチームに奇跡的に素晴らしい投手が現れたりします。

話を聞くと、もう「放置」ですね。変に指導して崩れるのが嫌なので、選手の感覚を大事にしているといわれる方が圧倒的に多いです。

そして「投球腕」については、指導したら崩れるから指導できない。

「投手は指導できない」

そういう指導者が高校野球レベルにもゴロゴロいます。

少年野球など、むちゃくちゃな投げ方をしている子供に投げ方を教えるのは簡単です。彼らは素直なので、ある程度の形まではすぐに成長してくれます。

ですが、それが投手育成につながるかといえばそうではない。

球数制限が70球としたら、コントロール抜群の投手でなければ1試合に3人は投手を準備しないといけません。ダブルなら6人。

人数が9人ギリギリのチームでこの人数の「投手」を育てるのは

不可能

でしょう。

だからこそ、それを可能にする指導力が指導者に求められているのです。

この書籍には、投球フォームの全てが記載されています。

私は著者と意見は違いますが、何度もこの本を読みこみ、自分の感覚とすり合わせ、やってみて違いを発見していきました。

その基礎が無い限り、投球指導は「感覚」となり、絶対に投手を育成することはできません。

「開きが早い」「手投げ」「下半身が使えていない」ってどんな動き?

誰もが簡単に使う言葉ですが、この言葉をしっかりと理論的に説明しているのが本書の特徴です。

何度も繰り返しますが、「理論がわからないままでいい指導ができるはずがない」ということです。

そしてこの本は難しい。何度読んでもわからない部分がいっぱい出てきます。

自分で自分の体を動かしてみてください。説明のように自分の体を操れるようになってはじめて、その動きを選手に指導できます。

ぐちゃぐちゃになるまでラインを引いて読みこんで自分で動く。

そこまでやってはじめてこの本の価値が得られます。

本気で投手指導力をつけたいのなら、この本は外せません!

ピッチング メカニズムブック[理論編]ピッチングの仕組み

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