捕手

野球人なら絶対に読んでおきたい、野村監督から学べる本。配球と人生と野球。

投稿日:2019年2月14日 更新日:

【野村ノート】 野村克也著

野村ノート (小学館文庫)

野村氏が指導した選手しか持っていない門外不出の書である

【野村の考え】

の存在を知り、どうしても読みたくなり、ありとあらゆる手段を使って探し続けると、意外と高校野球関係者の方はコピーなどを持っているものです。

この【野村の考え】を手に入れる前は、ありとあらゆる野村監督の書籍を読んで野球を学びました。

【野村の考え】には野球以外のこと、人生についての話も多く書かれています。

この野村ノートも同様に、野球と人生両方を学べる書籍となっています。

心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる

この有名な言葉を私はこの書籍で知りました。

しかしながら、部員の「心を変える」というものはとてつもなく難しいものです。そして「心が変わった」のかどうか、第三者にはわからないものです。

なので私はこの言葉を指導で使う時は

行動が変われば、態度が変わる

態度が変われば、心が変わる

と順番を変えて、「まず行動を変えよう」と指導するようにしました。

最初は心がこもっていない行動であっても、それが習慣化していけば何かが変わります。

変わるかどうかわからない「心」にアプローチするよりもよっぽど効果的です。

さて、野村監督と言えば配球論です。

打者に共通の苦手ゾーン
内角球論
配球の分類
継投の基準
左打者だけが持つ危険ゾーン
各球種の目的

などが記載されていて、基本的な部分が学べます。

これらは全て原本である【野村の考え】に書かれていますが、以降様々な書籍に小出しにされています。

私は「梨田孝昌の超野球学」の配球論と、野村克也氏の【野村の考え】をまとめたもので配球マニュアルを作成しましたが、高校生にとってはレベルが高すぎて、渡すだけでは活用不可能な状態でした。

指導者が読みこみ、全てて理解し、少しづつ説明していくプロセスが大事です。

私自身はこれらの作業でずいぶん配球に詳しくなりましたが、ではその配球で高校生をしっかりと抑えられるかと言うとそうではないのが面白い。

逆に何も知らない捕手が配球をした方が上手くいくことも多くあります。

配球の基本を学び、結果論で叱らず、その時その時の最良の1球をバッテリーが選択できるように指導していきたいとおもいます。

1章 意識改革で組織は変わる
2章 管理、指導は経験がベースとなる
3章 指揮官の最初の仕事は戦力分析にある
4章 才能は学から生まれる
5章 中心なき組織は機能しない
6章 組織はリーダーの力量以上には伸びない
7章 指揮官の重要な仕事は人づくりである
8章 人間学のない者に指導者の資格なし
終章

野村ノート (小学館文庫)

-捕手

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