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ウエイトトレーニングは野球に本当に必要なのか?トレーニングだけでは野球は上手くなりません。

投稿日:2019年2月21日 更新日:

アスリートのための筋力トレーニングバイブル

使える筋肉・使えない筋肉 アスリートのための筋力トレーニングバイブル

本当に野球に必要なトレーニングとは何か

良いトレーニングは無いかな…などと調べれば調べるほど、様々なトレーニングを見つけることが出来ます。

最近はダルビッシュ選手など有名な選手がトレーニング風景をツイッターなどで投稿したり、メディアにも色んなトレーニングが紹介されています。

そして、どれもが効果的で「やってみたいな」と思わせるような特徴があります。

有名な選手や、そのトレーナーが言っているのだから間違いないだろう。

この考えは本当に危険です。無茶苦茶なトレーニングをしていても、能力でカバーして問題が見えていないだけの選手、トレーナーもいます。

一昔前に、清原和博選手がケビン山崎トレーナーの元で肉体改造を行っているのが有名になりました。これは明らかに「筋肉つけすぎ」というような見方をすることができ、それによってパワーアップしたように見えながら故障も多く見られたので、それを見た人が真似しよう、なんて思わないかもしれません。

しかし、逆にケビン山崎氏のトレーニングで大きな成果を挙げる選手もいるでしょう。そういうのも見てしまうと、トレーニングの専門家ではない私たちは、何を信じていいのかわからなくなってしまいます。

トレーニングも大事だけど、野球の練習が一番大事

しかしながら、我々野球部は「野球の練習」をしっかりとしないといけないわけで、重要であるとわかっている「トレーニング」にさほど多くの時間を割けないのではないでしょうか。

高校レベルになると、当たり前のようにウエイトトレーニングが行われます。

ベンチプレス、スクワット、デッドリフト

これらはBIG3と言われ、どこでもやられるメジャーな種目です。

重量という数値の向上が目に見えてわかりますし、筋肉も太くなります。自分の体が大きくなることで、自信がついてくる気がします。

高校野球は金属バットなので、確かにガリガリ君よりもムキムキ君の方が打球が速くなり、安打や長打、本塁打が増えます。なので、まずは体作りというのも間違った方法ではないように思いますが、いくらトレーニングをやっても成果の出ない部員に目を向けるべきです。

打てる選手は、トレーニングによってより打てていますが、そもそも打てる技術がある選手が多い。技術がない選手がいくらムキムキになっても、悲劇は繰り返されます。

私は、トレーニングよりもまずは「技術」を磨くべきという考えを持っています。

ちなみに、私が指導する野球部はウエイトトレーニングを行いません。

最後の大会終了後に敗因を考え、1年を振り返ります。

もうすこし○○が出来たら勝てたかもしれない。

そういう過程をいっぱい考えて次年度の計画を立てます。

そこで「トレーニングが足りなかった」「もう少しパワーがあったら勝てていた」という反省は、あまりないのが現状です。

だから、私はトレーニングにそれほど興味を持たずにいるのかもしれませんが、トレーニングは「必要に応じて」行うものです。

一番いいのは、本当に信頼できるスポーツトレーナーさんに来てもらい、完全に任せることです。しかし、部員数が少なければ費用を捻出するのが困難です。私は現在、心から信頼できる2名の方から学び、その考えの元、トレーニングを指導しています。

自分なりに考えて、思いついたり興味を持ったトレーニングも相談してみて、否定されればやりません。それくらい信頼していますし、そういうことを続けていると、見る目が養われます。

いいものは取り入れる。これは大事ですが、「いいもの」が何かということを見誤らない指導力が必要であると思います。

さて今回は前置きが長くなりましたが、この書籍は良書でした。教科書的な当たり前の部分から、応用的な部分まで、様々なことが書かれています。

私の考えとは相違がありますが、一般的に言われているトレーニング方法とは違った「競技に生かすトレーニング」について色々と書かれていました。

是非どうでしょうか。

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