雑記

高校野球の甲子園の開会式は不要?ダルビッシュ選手の意見と名将の意見の違いは?

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一徹――智辯和歌山 高嶋仁 甲子園最多勝監督の葛藤と決断

私は選手としても、指導者としても甲子園出場経験はありません。

最近、ダルビッシュ選手が様々な甲子園改革論をツイッターで発信していますが、その中で開会式廃止論がありました(正確には甲子園は必要と言う意見だそうですが)。

それに対して、「賛成」「開会式不要」という意見が多数みられるようです。

最近読んだ智辯和歌山高校の高島氏の書籍にはこう書いてありました。


開会式でとにかく足が震えて、震えて、むちゃくちゃ感動した。入場行進で雨天練習場から中へ入っていったら360度ぎっしりお客さんが入っててスタンドは真っ白で空は真っ青。そんな中を歩くんやからそら足も震えるし、ほんまやめんで良かったって思うてね。また絶対帰ってくる、指導者になって帰ってくる、ってあの時決めたんです。だから試合はもうどうでも良かった(笑)。もうね、そっから取り憑かれてしもたんですよ、甲子園に。ほんま、魔物です。

P50

甲子園を経験した選手や指導者はどう思っているのでしょうか。私は選手として、指導者として都道府県大会の開会式には参加していますが、選手時代の思い出は特にありませんし、確かに今も来賓の方のお話は無駄に長いような気もします。参加校の多い都道府県大会なんて、入場行進が完了するまでに膨大な時間もかかるでしょう。それを「無駄」の一言で表せないことはないけれど、教え子の入場行進の姿を見るのは毎年楽しみなものです。保護者の方々も大勢見に来られます。

高校球児の価値観からしたら「無駄な時間」に映るかもしれませんが、高校野球は多くの人に支えられて成り立っています。都道府県の開会式でいうならば、弱小高校であっても指導者や保護者は選手の行進を目に焼き付けるように見ています。選手の体調面のこともあるでしょうが、高校野球の文化として大事なイベントではないかと思ったりします。

我々現場の人間は、改革よりも目の前の部員たちの為に汗を流します。何かが変われば、それに合わせて頑張るだけです。

甲子園やプロ選手育成が高校野球ではありません。一見無駄なことを意味のあることに変えて正解にしていくことが、指導者の腕の見せ所ではないでしょうか。

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