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阪神、藤波はなぜ復活できないのか。投手指導力を高めるための一冊

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ピッチング メカニズムブック[改善編]ドリル&トレーニング

阪神藤浪208球「縦に腕振れ」権藤氏フォーム助言

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190226-02260857-nksports-base

 阪神藤浪晋太郎がまたもや猛烈な投げ込みを行った。ブルペンで午前中に102球。午後は約1時間のネットピッチを繰り返した後、再び106球を投じた。合計208球。

 「毎回のことです」と説明したが、フォーム修正へ連日の猛特訓だ。藤浪は19日にキャンプ最多291球を投げている。この日は、藤浪がWBCに出場した時に投手コーチだった権藤博氏が視察。「トップを作ったら、しっかり縦に腕を振れ」とアドバイスを受けた。

記事より

阪神タイガース藤波はなぜコントロールが悪いままなのか

藤波投手は、色々といわれますが大阪桐蔭時代は高校野球介トップの投手でした。能力がずば抜けて高かったということもあるでしょうが、指導者からの指導や、自分の考え、感覚を生かして練習を続け、大きな成果を残したと思います。

しかしながら、この数年はコントロールに苦しんでいます。高校時代にすごい投手だったからといって、所詮相手は高校生。相手がプロになると世界が変わるので、埋もれていってしまう投手が多いのも事実でしょう。

何度もブログで「投手指導は難しい」という話をしてきました。

 藤波投手はプロ野球選手です。投球に関する知識や理論などは、我々アマチュアの人間にはわからないような部分まで知っているでしょう。

 そして、ファンからは指導力を疑問視されるような投手コーチもいますが、彼らも現役時代に活躍し、多くの指導者から学び、自分の全てを選手に伝えているはずです。

 そんな環境で、藤波投手は苦しんでいます。何故でしょうか。本当に、選手を指導するということは難しいことなのです。

 我々アマチュア野球の指導者は、指導対象者もプロのような完成されたケースはほぼ皆無で、修正点が山のようにある選手と向き合い、少しずつ成長させられるように指導をしていると思います。未成熟な選手を指導するので、「成果」を感じやすい。

 未熟な選手の指導と、一定レベルの選手の指導は別物なので、プロの指導者が少年野球なんかを指導しても成果が上がらないなんてこともよく聞きます。

 今回の記事では、「腕を縦に振れ」というような言葉が載っていますが、こんなの誰でも言えますよね。実際はもっと色んな指導がされている中、記事にしやすい言葉だったのであろうと考えています。

 我々指導者は、とにかく「知識」を蓄える必要があります。投手出身の指導者でも、自分の感覚が子供に合うかどうかはわからないのです。合わない場合に「知識」がなかったら、もうそれ以降の指導が出来なくなるのです。

 以下は以前にも紹介した書籍の改善編です。目的となる動きを導くための全てが書いてあります。このような指導書は本当に珍しい。

 以前の記事にも書きましたが、私は著者の考えに反する部分もありますが、それが言えるのは著者の理論を隅々まで理解し、自分で動き、確かめたからです。

 指導の引き出しを広げるための一冊にどうでしょうか。


ピッチング メカニズムブック[改善編]ドリル&トレーニング

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