指導論

「続」高校野球界の坊主頭の現状。要は指導者の坊主頭への考え方だけが問題。

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前回の記事はこちら。

前回の続きになります。

何故高校野球部は坊主頭なのか③ 指導者が他の指導者の目を気にしてしまっている。

多いチームは土日は毎週練習試合を組み、年間100試合以上(50日・50チーム以上)を実施しています。

対戦相手は、だいたい同じレベルの仲のいい指導者同士で組むことも多いです。

例えば、チームの能力が低く、その状況を理解してくれる仲のいい指導者のチームとの練習試合だけであれば、頭髪が自由であっても問題ないでしょうが、チーム力が上がってくると、実力上位校との試合を定期的に組むことになります。

甲子園常連高校も、伝統校も、監督と縁があり、タイミングが合えば試合を組んでもらうことができます。

私も何度かチームに力があったときは甲子園優勝を経験した高校と練習試合をさせていただいたことがあります。

当然強くてボコボコにされてしまうのですが、相手の姿、環境など全てがチームの財産となり、試合ができたことでチームに得られることはいっぱいあるのです。

当然相手指導者の方は目上の人になり(自分が若いうちは)、「是非試合をお願いします」という感じで試合を申し込みます。

そんな感じで何とか試合を組んでもらい、そこに部員がフサフサの髪の毛で登場…。

絶対に無理です。

ある程度強い高校は、一定レベル以上の高校と試合を繰り返します。なので、そのレベルで頭髪自由というのは、マイノリティーとなり、そんな勇気が指導者にはないのです。

何故高校野球部は坊主頭なのか④ そもそも坊主頭でも部員が集まるから問題ないと考えている。

ある程度のレベルのチームは、坊主で死ぬほど練習していても、部員は集まります。そんな学校でも坊主じゃなければ野球をやっていたような子供はいるでしょうが、そのチームにとっては別に入ってもらわなくても大丈夫なのです。

そして人数が少なく弱いチームは、部員確保のために頭髪自由も含めて様々な工夫をして部員を集めます。

弱く、人数が少ないチームでも坊主で気合の入った野球をしているチームはいっぱいありますが、ここに坊主頭と頭髪自由との差を出ているのではないでしょうか。

私はある程度力があって部員数が多い学校、能力が低く人数が少ない学校の両方を指導しました。どちらも毎日楽しく部員たちと野球をすることができ、優劣をつけることはできませんが、我々はやはり「野球がやりたい」という子供に野球をさせてあげれる環境を作っていくことが大事なんだと思います。

頭髪が自由でダラダラしているチームもあります。指導者の方も苦しいでしょう。

しかし、同じような頭髪が自由なチームで、素晴らしい取り組みをしているチームもあります。

坊主じゃなくても高校野球はできます。

そうなるためには、我々指導者一人ひとりの意識改革が必要でしょうが、なかなか上手くいかないのが現状でしょう。一人の力では改革は難しい。

高校野球は高校野球の良さがある。どの部分を残し、どの部分を変えていくのか。

坊主頭と野球離れについて、私の視点で書いてみました。

-指導論

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